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生命保険で加入者が得をする方法はありません。生命保険会社は、自社の利益を追求し利益のでる金融商品を販売します。投資信託や定期預金などと同様な金融商品として販売していますので、加入者から集めたお金は他に投資したりして利益出すことに注力します。その利益の中から数%を加入者へ還元しています。
たとえば、10年間の保障期間で、満期時に満期金として 100万円を受け取る生命保険があったとします。月払い額は 11,830円(積み立て分の保険料 8,120円)と仮定すると、10年間に支払う積み立て分の総支払い額は、974,400円になります。満期金で 100万円戻ってきますので、1,000,000円から974,400円差し引いて10年間で約2万5千円増えました(=得をしました)。
果たしてそうでしょうか。増えたことは間違っていませんが、他の金融商品でもお金を預ければ利息をもらえます。
月払い 11,830円のうち医療保険分の 3,710円は、純粋に医療保険なので損も得もないです(10年間 毎月3,710円の掛け捨て保険料を支払ったのみです)。問題は積み立て分です。毎月 8,120円を他の定期預金などの金融商品に積み立てると、支払い総額の 974,400円に対する利息が付きます。さて、利息を含めていくらになるのでしょうか?
になります。ということは、年1%の低金利で計算したとしても、通常の金融商品に比べて、さきほどの生命保険の積み立て(貯蓄)は 19,433円少ないのです。
普通の金融商品に比べて不利益なことは隠して、「あなたの将来のため」とか「掛け捨てではありません」とかテレビや新聞・雑誌なので謳っているのです。
よく耳にする掛け捨てがいいのか、掛け捨てではない方がよいのかといった問題は、実は関係ないのです。多少おおざっぱに言い切ってしまうと、保険はすべて掛け捨てであり、貯蓄型生命保険は保険料の中に貯蓄金額が含まれていることになります。よって生命保険を使って貯蓄することは利率が悪い金融商品に加入していることになり不利益です。
よって得することはできません。しかし、せめて損をしない方法はあります。
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