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生命保険は相互扶助(お互いで助け合う)の考え方で成り立っている”金融商品”です。基本は、亡くなった人の遺族へ生きている人たちがお金を出し合って保険金を支払うものです。
「満期になったらお金が戻ってくる保険や、お祝い金が出る保険はお得では?」という考え方の人は多くいるかと思います。確かに支払うだけ支払って1円も貰えなかった掛け捨てタイプよりお得な気がするかもしれません。
たとえば、加入途中で定期的にお祝い金が支払われる保険の場合、そのお祝い金は加入している保険会社がお金を出してくれるのではありません。「お祝い金」用に自分が毎月支払っている保険料の中から一定額が積み立てられているのです。
満期保険金も同様に、保険料から一定額積み立てられています。自分が積み立てているお金の中から決められた条件に達した場合に引き落としができるお金だと考えるとわかり易いと思います。言い換えると、自分では自由に引き落としが出来ない(場合により一生引き落としができない)貯金です。
ですので、もしものときの保障を求める生命保険と貯蓄は完全に切り離して考えるべきです。保険料として毎月支払うようにしないと、貯蓄することができない人のみ貯蓄型の生命保険を検討するのもよいでしょう。
毎月の保険料から積み立てられるお金は、加入時に決まっている利率(予定利率)で運用されます。自分で積み立てたお金を自分で受け取る個人年金保険は、貯蓄型保険の代表です。保険会社の運用が好調だった場合に配当として予定より多くのお金が支払われる「有配当年金」を例にとって考えて見ましょう。
50歳から65歳のあいだ年金を積み立てて、65歳に一括受け取り額を500万円とする場合は、月々28,472円支払い、総額で512万4960円を支払うことになります(保障されている年金受け取り額 500万円)。
この商品は有配当なので、配当がプラスαされて増える可能性もありますので受け取れる金額は変動があります。もし同様の金額を銀行に積み立てた場合は、金利 1%の低金利で考えても 約550万円になります。さらに貯蓄型保険は、途中解約によるペナルティも他の金融商品に比べて厳しいものです。
ファンドとは、証券会社などで一定のルールに基づいて株式などを売買して運用されます。ファンドの利益は、売買の利益から証券会社の経費を差し引いたものになります。変額保険はさらに保険会社の経費が差し引かれます。
生命保険で貯蓄するより、自分でファンドに加入した方がよいことはお分かりでしょう。
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