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生命保険の基本的な仕組みは、現在「健康な人」が加入して、将来病気にかかったり亡くなったりしたときに、残された遺族が生活に困ってしまうことを助けるために、加入者が出し合ったお金を使う相互扶助によって成り立っています。
この加入者の中に健康状態の良くない人がたくさんいる場合は、死亡時に支払う保険金や入院時の給付金が増えてしまい、加入者から集めるお金が足りなくなって、生命保険という仕組みが成り立たなくなります。そうなると健康な人は誰も加入せずに、加入者は不健康な人のみになってしまい、ますます成り立たなくなってしまいます。
よって、加入時に健康か健康でないないかを判断する必要がでてきます。それを加入者に告知してもらうことと定めています。
健康でない人も、加入して一定期間は支払われる保険金を減額などのハンディを負えば入れるケースもあります。健康状態を正確に保険会社に伝えるということは重要です。生命保険会社は加入者自身に自己申告してもらう告知を重要視しています。「告知」を義務とし、この義務を果たさなかった場合は「告知義務違反」ということで、保険金は支払われません。
最近は減ってきてますが、生命保険のセールスの人が、その程度であれば告知は不要といって契約を催促するケースもあります。セールスの人に伝えたのは告知にはなりません。告知書に記載し保険会社が審査したもののみ正確に告知したことになります。審査の結果、問題なしと言われればよいので、隠すことにメリットはありません。
正確に告知したのでは、保険に加入できない人は保険料を支払う替わりにその分を貯蓄するように心がけましょう。告知をせずに加入したとしても、いざ支払いを求めたときに支払われないのであれば、保険料の払い損です。告知義務違反をした場合は、いままで支払ってきた保険料の返却も行われません。
加入時に告知義務違反をした場合は、保険会社は、2年以内であれば契約を解除できる。とあるため、加入時に告知をしなくとも 2年間入院などしなければ時効になると考えている人もいるかと思います。
これは非常にあいまいな記載であり、「2年以降は告知義務違反した契約に対しても保険料を支払います。」と記載されているわけではないのです。したがって、最近ニュースでは話題になっていますが、保険会社による不当な支払い拒否は除いたとしても、本当に告知義務違反をして、隠していた病気と関連性のある入院などをした場合は、決して給付金や保険金が支払われることはありません。
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